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- 燃料電池のある暮らし[街のあちこちで]
燃料電池を使い始めると、私たちの暮らしはどのように変化するのでしょうか。ここでは、家庭用燃料電池システムだけでなく、たとえば自動車やモバイル機器、あるいはさまざまな施設などでも燃料電池が普通に使われている未来の生活を想定して、私たちの生活や街に何をもたらしてくれるのか、考えてみましょう。
街のあちこちで燃料電池
燃料電池は自家用車やバスなどの輸送車両や大型発電施設をはじめ、幅広い分野での利用が期待されています。すべてが実用化されると、私たちの周りはきれいな空気で満たされ、騒音の少ない街に生まれ変わるかもしれません。そして何より、人類共通の課題である化石燃料の枯渇という不安、温暖化による異常気象なども徐々に解消されることが望まれますね。しかし、そのためには燃料電池だけでなく、他の新エネルギーとの組み合わせなども必要で、国境を越えた地球規模での共同研究も盛んに行われています。
※下記イラストの車や船、建物などにカーソルを当てますと燃料電池に関する現状がご覧頂けます。
飛行機
2008年4月、世界初の有人水素燃料電池飛行機が試験飛行に成功!

バス
国土交通省の取組みもあり、各地で試験運行が行われています。

バイク
燃料電池とリチウムイオン電池などを組み合わせたものが開発されています。

船
世界各国で研究が進められています。
実用化も間近!?

コンビニ
電気と熱を供給。熱は温水ではなく、空調に活用する実証実験が進められています。

ホテル
電気と熱を供給します。温水のほか、空調にも。

病院
電気と熱を供給します。温水と空調にも活用。

自動販売機
電源のない場所への設置を可能にするため、開発が進められています。

オフィスビル
電気と熱を供給。温水と空調に活かされます。

発電所
固体酸化物形や溶融炭酸塩形などの燃料電池は、火力発電所の代替として期待されています。

ゴミ処理施設
ゴミから発生したガスから水素を取り出して発電。

下水処理施設
下水汚泥の処理工程で発生するメタンから水素を取り出して発電します。

一般家庭
クリックして、家庭での使い方を見てみよう!

自動車
燃料電池実用化推進委員会の計画では、2010年までに標準仕様を決め、2015年には商用水素ステーション(燃料電池自動車、水素自動車用)の設置が始められる予定です。

レストラン
各種店舗でも一般家庭同様、電気とお湯をつくって店内の照明や空調、また厨房でも大いに利用できます。

水素ステーション
燃料電池実用化推進委員会の計画では、2010年までに標準仕様を決め、2015年には商用水素ステーション(燃料電池自動車、水素自動車用)の設置が始められる予定です。
