燃料電池の原理

水の電気分解と逆の化学反応を利用

中学生のころ、理科の授業で学んだ「水の電気分解」を覚えていますか?水に電気を通すことによって、水素と酸素に分解するという実験です。燃料電池は、この「水の電気分解」とはまったく逆に、都市ガスやLPガスなどから取り出した水素と空気中の酸素の化学反応を利用して、電気をつくります。発電のときに排出されるのは水だけで、地球温暖化の原因となるCO2などを出さない、クリーンな発電方式です。