エネルギーの8割を輸入に頼る資源小国、日本
新エネルギー開発の背景には、化石燃料の枯渇、また地球温暖化の防止という世界共通の課題がありますが、とりわけ資源が乏しく、エネルギーの約80%を海外に依存している日本にとっては、エネルギー自給率向上のためにも一刻も早い実用化sが待たれます。また原油価格高騰が続いている現状もあり、高い石油依存度を低下させるためにも、多くの種類がある新エネルギーをいくつか組み合わせて使う「エネルギーの分散化」が計画されています。
【主要先進国におけるエネルギー需要構造比較】
出典:OECD 「ENERGY BALANCES(2003-2004)」 BP統計2006
OECD/NEA 「ENERGY BALANCES OF OECD COUNTRIES(2004-2005)」(2007)
独立行政法人 日本原子力研究開発機構
「私たちの暮らしとエネルギー問題って?」
資源エネルギー庁 「なるほど!原子力AtoZ」
【日本のエネルギー総供給構成および自給率の動向】
資料:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2004-2005」
(注)自給率は水力、地熱、国産の石灰・天然ガスなどの比率であり、
( )内は供給安定性に優れた原子力を含んだ値。
出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2008」