有害物質の排出が少ない、エコなエネルギー
燃料電池が発電するときに排出するのは水だけ。CO2はもちろん、酸性雨の原因となる窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(Sox)などの大気汚染物質も出しません。また、都市ガスなどを用いて水素を取り出す際に発生するCO2についても、燃料電池で1年間発電した場合のCO2の排出量を従来の発電方式と比較※①すると、燃焼電池は約3,600kg-CO2、従来の発電方式では約6,300kg-CO2で、約40%削減することになります。これは約190本の樹木が1年間に吸収するCO2の量※②に相当します。
試算値の条件
※① 家庭用燃料電池で、0.7kWh発電時の発電量(0.7kWh)と熱回収量(1.0kWh)を従来システム(火力発電+従来給湯器)でまかなった場合と比較
換算値:都市ガス2.36kg-CO2/m3 電気:0.69kg-CO2/kWh(東芝燃料電池株式会社調べ
サイト:http://www.toshiba.co.jp/product/fc/products/index.htm)
※② 樹木1本あたりのCO2吸収量は年間平均約14kgとしています。
(『地球温暖化防止のための緑の吸収源対策』環境省/林野庁より)